2011

0218

1:48 PM

孔明3

明の組織の統率力の特色は、厳と寛にあります。この厳しさと寛容さのバランスが無いと組織はまとめられないのです。
一例をあげます。有名な場面として「泣いて馬謖を斬る」というシーンがあります。これは期待をかけていた若手参謀でも軍律違反をすれば処罰したということです。
そのかわりその家族は馬謖が受けていた報酬を保証したことにも表れています。
①孔明は公平無私。誰に対してもえこひいきがなかったのです。ですから罰せられた方が納得したのです。
②孔明はとにかくよく働きました。朝早くから夜遅くまで率先して働いたのです。つまり孔明の組織の統率力の抜群さは、
 ①寛と厳のバランス。
 ②公平無私
 ③率先垂範の精励の三つがあげられると思います。
以上諸葛孔明を語りました。ついでに孔明のライバル司馬忠達を少しだけ語ります。つまり孔明対忠達の戦いのことです。
忠達は孫子の兵法でいう「戦わずして勝つ」に徹したことです。孔明は補給がないから戦わなければやがて引き上げることを知っていたのです。
1回目の戦いは臆病といって部下の突き上げによって戦いますが負けます。
2回目は蜀軍が補給が無くて追撃戦をやりますが双方の痛み分けとなります。後はにらみ合い続くだけ、という戦いです。
五丈原の戦いは、小競り合いすら無く100余日にらみ合いが続くだけです。リーダーは演技力がないと駄目ですが、忠達はそれこそ演技力抜群のリーダーです。孔明の不運は忠達のような老獪な大将を相手に戦ったことも一因です。

司馬仲達

孔明

中国神仙図巻より